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マブです。

ブログしばらくサボっちゃいました。。。
今後も頑張ります!!

さて、写真は先日のウェットブルーの裏面です。
この後の工程として、お客様のニーズにより再鞣し(さいなめし)を行うのですが、その前にやることがあります。

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革の裏側はこのように肉片や地脂が付いているため、取り除かなければなりません。
また、個体差による革の厚みがバラバラなため、次に行う再鞣しで薬品が個体差なく均等に入るように厚みを揃える必要があります。
この作業を「シェービング」といいます。

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「シェービングマシン」という「刃(は)」が高速回転する機械で革の裏側を削っていきます。

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「シェービング」が終わると、写真のように革の裏の肉片や脂が切れに取り除かれ、とても綺麗になります。
そして、厚みのミリも揃っています。 

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「シェービング」処理をする前と処理をした後です。
違いがわかると思います。

ワニの場合、手足が付いているため一枚一枚手足をうまく避けながら、穴を空けずに作業を行わなければならないのと、「シェービング」の機械は「刃(は)」が高速に回転しているところに革を入れていくので、一歩間違うと指が飛ぶというとても危険な作業です。
この「シェービング」の作業は、とても神経の使う危険な作業なので熟練の職人が丁寧に行います。 




爬虫類鞣製染色加工
株式会社太閤染革(たいこうせんかく)
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